マイホームを購入する際に気を付けたい周辺の状況【2020-04-03更新】 | 川口市の不動産｜センチュリー21ウインズホーム

マイホームを購入する際に気を付けたい周辺の状況2020-04-03

戸建てを購入する場合も、マンションを購入する場合も、マイホームを購入することは非常に大きな買い物になります。同じ大きな買い物である自動車などの場合、長くても10年や15年で買い替えることになります。しかし、自宅の購入にあたってはそのように買い替えることはありません。そのため、購入にあたっては非常に多くの要素を検討する必要があります。
一般的に住宅を購入する際に検討するものは間取りや築年数、そして駅までの距離などがあります。しかし、住宅を購入する際にはそれ以外にも考慮した方がいい要素がたくさんあるのです。


あってほしい施設、あってほしくない施設

ひとつの要素として生活を便利にする施設が周辺にあるかどうかというものがあります。生活を便利にする施設とは、生活をしていくうえで役立つ施設のことです。生活に必要な設備とは日々立ち寄ることが多い施設です。例えばスーパーなどもそのひとつです。私たちが日常生活をするうえで食事は必ず行います。頻繁に訪れる可能性がある商業施設は周辺にあると日常生活を行っていくうえで移動する時間を減らすことができるため、そうした商業施設が近くにあることは物件にとって有利に働きます。また病院などの医療関係の施設もそうした生活を便利にする施設のひとつでしょう。緊急の時に必ずしも自動車などが確保できるとは限りません。また小さな子どものいる家庭の場合、しばしば熱を出し、病院に駆け込むということもありえます。そうしたときに近所にかかりつけの医師がいるというのは非常に心強い要素でもあります。
しかし同じ商業施設であっても、プラスにならずマイナスになるものもあります。例えばパチンコ店や葬儀式場、幼稚園や風俗店などがそうした施設です。こうした商業施設は治安やイメージの悪化につながります。当然のことながら、生活につながらない施設の場合にはあまりプラスに働きません。また騒がしい施設や早朝や深夜などに利用される施設が近くにある場合には、生活をしていくうえで騒音などの被害を引きおこす可能性があります。またコンビニエンスストアなども生活をしていくうえでは便利ですが、24時間営業しているということは24時間人の出入りがあるということでもあります。また、明かりが深夜でもついていることになります。
学校や保育園などは通う分には近くにある方が好ましいですが、騒音や多くの児童や学生などが近くを毎日通ることが気になるということもあります。同様に葬儀式場が近所にある場所に住んでいる場合、常に喪服を着た人を目にすることになります。葬儀施設の場合には気にしなければ全く持って実害はないですが、中には住んでいてあまり気持ちが良くないという人もいるでしょう。
周辺の施設というのは生活をしていくうえで非常に大きな影響を及ぼすのです。


風向きや騒音などを含めて工業施設を確認する

また周辺に工業施設がある場合にはほぼ確実にマイナスになるでしょう。工場が近くにある場合には大気への影響が考えられます。近年では大気に対する規制などが厳しくなっているため、そこまで気にならないという場合もありますが、ばい煙や騒音、異臭などが生活に影響する場合もあります。風向きによってはかなり距離が離れていたとしても工業施設は周辺に影響を及ぼすことがあります。場合によっては壁や屋根、洗濯物が黒くなってしまうということもあるでしょう。
同様の施設としては幹線道路や高速道路などがあります。これらの施設が周辺にある場合、そこを走行する大型の車両から出る排気などで工場があった場合と同じような影響を及ぼすことがあります。道路は生活するうえで欠かせないものです。また大きな道路があるということは自動車などを利用するうえでは便利かもしれませんが、洗濯物や空気などを考えるとあまり好ましいとは言えないかもしれません。
しかし、反対にあまりに道路が狭い場合には自動車の利用が困難な場合もあります。また主要な道路から離れたさみしい道などになってしまうと夜道など治安の面で不安が残るかもしれません。生活をしていくうえで適切な交通量や人通りなどを判断しなければなりません。


遠くまで影響を与える高層建築

また実際確認しないと影響が分かりにくいものとして高層の建築物があります。例えば、近くに高層ビルがあった場合、日当たりなどに大きな影響を及ぼすことがあります。またそうした高層ビルがすぐそばにある場合には覗かれているような感じがして落ち着かないかもしれません。
もうひとつの高層建築物として高圧電線などの鉄塔があります。こうした鉄塔というのは基本的に都心部ではなく、郊外にあることがほとんどです。都心部から離れた地域に大規模な住宅街が建設された場合などは周辺にこうした鉄塔がある場合もあります。高圧電線が通っている場合にはテレビやラジオなどに影響があるかもしれません。また、携帯電話の電話などに影響がある場合もあります。
このように、マイホームを購入する際にはその物件そのものだけでなく、周辺の建築物によって大きな影響を受けることがあります。そのため単純な間取りや駅までの距離、築年数だけでなく、周辺にあるさまざまな施設や建築物などを確認しておく必要があるのです。

ページ作成日　2020-04-03